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独ティッセンクルップが企業分割、工業部門と素材部門の2社に再編

ドイツのティッセンクルップは企業分割を計画している。工業部門と素材部門の2つに分かれ、同社にとって数十年ぶりの大幅な組織再編となる。

  1つは「ティッセンクルップ・インダストリアルズ」の名称で、エレベーターや自動車部品、プラント建造などの事業を束ねる。もう1社は「ティッセンクルップ・マテリアルズ」で、鉄鋼や素材の取引、鉄鋼関連加工事業などを担う。

  ティッセンクルップは27日、企業分割はスピンオフを通じて行われ、投資家には両社の株を分配すると説明。両社とも上場企業として株式が取引されることになるという。

  第2位株主のセビアン・キャピタルをはじめとする投資家は、ティッセンクルップの過度に複雑な事業構造が業績低迷の一因だと非難していた。今回の分割について、セビアンと筆頭株主のアルフリード・クルップ・フォンボーレン・ウント・ハルバハ財団は支持する意向を示している。

  この発表でフランクフルト市場でティッセンクルップ株は急騰。一時17%高と、取引時間中として10年ぶりの上昇率に達した。

原題:Thyssenkrupp to Split Into Two Companies in Major Overhaul (1)(抜粋)

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