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元UBSバンカー、仮想通貨銀行設立に向け1億フラン調達

  • スイスのセバ、個人や機関投資家から約116億円を確保
  • 銀行免許取得に向け、スイス金融規制当局と4月から協議

元UBSグループのバンカーが率いるスイスの金融サービス会社セバ・クリプトが、仮想通貨銀行の設立に向けて資金を調達したと明らかにした。セバは顧客がドルやユーロを簡単に仮想通貨に交換できる、金融当局の認可を受けた世界初の銀行となることを目指している。

  セバによると、個人や機関投資家から1億スイス・フラン(約116億円)を、スイスの金融市場監督当局FINMAから銀行免許が付与されることを条件に確保した。

  ギド・ビューラー最高経営責任者(CEO)は、FINMAとは4月から交渉を重ねていると述べ、10月末までに最終的な免許申請を提出する意向を示した。同CEOはUBSのアセットサービス担当マネジングディレクターを務めていた。新たにセバ会長に就くアンドレアス・アムシュバンド氏は元UBSの為替グローバルヘッドで、ジュリアス・ベア取締役を来年退く。

  FINMA広報は仮想通貨関連の免許申請が増えていると明らかにし、「それぞれの申請を吟味し、事業モデルやテクノロジーに対し中立的なアプローチを取っていく」と述べた。

  セバには国内外から投資が集まり、ブラック・リバー・アセット・マネジメント、サマー・キャピタルなども出資した。ビューラーCEOは新銀行の設立に資金の一部を使い、残りは投資家に保護を提供できるようにするため銀行の資本強化に充てると説明した。

原題:Ex-UBS Bankers Raise Funding for a Swiss Cryptocurrency Bank(抜粋)

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