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イタリア:株と国債、ユーロがトリプル安、土壇場で予算巡り紛糾

更新日時
  • 同盟と五つ星、GDP比2.4%の財政赤字を要求-コリエレ紙
  • トリア財務相は1.9%を主張、辞任も示唆-ソレ紙

欧州時間27日の金融市場でイタリア国債と株、ユーロが下落。イタリアの財政赤字計画について合意するための閣議が延期される可能性があると報道され、同国予算を巡る懸念が再燃した。

  イタリア紙コリエレ・デラ・セラは、2019年予算案を巡る閣議が予定されていた27日に開かれない可能性があると、情報源を示さずに報じた。合意を妨げる「新たな問題」が発生したためだとしている。また、ソレ24オレ紙はトリア財務相が辞任をほのめかしたと伝えた。

  2年債利回りは一時12ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.88%に達した。10年債利回りは10bp上昇の2.96%と17日以来の高水準を付け、ドイツ債とのスプレッドは10bp拡大し243bp。イタリア株の指標のFTSE・MIB指数は1.8%安。ユーロは0.3%下落の1.1708ドル。

  最近の報道は、19年の財政赤字が国内総生産(GDP)の1.6-2%にとどまることを示唆していたが、コリエレは連立政権を構成する「五つ星運動」と「同盟」が2.4%を要求していると報じた。一方、ソレ紙によると、トリア財務相はGDP比1.9%が受け入れられる最大の財政赤字だと主張している。

Italian bonds slide after report country's budget targets may be postponed

原題:Italian Bonds Slide Amid Report of Possible Delay to Budget(抜粋)
Italian Assets Slide Amid Eleventh-Hour Frictions Before Budget

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