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イタリア新政権、試される結束-ブラックロックも予算編成に注目

  • 財政拡大がどこまで可能かを巡り2人の副首相と財務相が対立
  • 成長率と債務、財政赤字の目標は首相の帰国後に最終決定へ

イタリアのポピュリスト政権は、財政負担の大きい選挙公約の実現に幾ら支出するかを決める2019年予算の枠組みで合意を目指しており、連立パートナーの結束を問う最初の大きな試練を迎える。

  反エスタブリッシュメント(既存勢力)政党「五つ星運動」の党首であるディマイオ副首相兼経済発展相と、右派政党「同盟」の書記長を務めるサルビーニ副首相兼内相は、財政拡大が予算でどこまで可能かを巡りトリア財務相と対立し、数週間にわたり緊張が続いた。

  成長率と債務、財政赤字の目標に関する最終決定は、コンテ首相がニューヨークで開かれた国連総会から帰国するのを待って行われる。ANSA通信によれば、首相はニューヨークで、米資産運用会社ブラックロックのローレンス・フィンク氏とニューヨーク証券取引所(NYSE)のステーシー・カニンガム社長に対し、改革プランを説明した。コンテ氏は27日に帰国し、同日午後に閣議が開かれる予定。

  ローマのルイス大学のロベルト・ダリモンテ教授(政治学)は「五つ星運動は過去数カ月で同盟に対し形勢不利となり、非常にいら立っている。同盟との関係を安定させると同時に強い結果が必要だ。予算概要は政権の結束と回復力を測る試金石になる」と指摘した。

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Europe’s Biggest Debtor

Italy has more public debt than any other EU country

Source: Eurostat, 2017 data

原題:Italy’s Populist Government Confronts First Big Test of Unity(抜粋)

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