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シタデルCEO:アドレナリン注射で相場上昇は1年半か2年持続

  • 「借り入れに支えられた購入熱のただ中にある」とグリフィン氏
  • それが次の金融危機の種をまいていると同氏は指摘

ヘッジファンド運営会社シタデルの創業者であるケネス・グリフィン最高経営責任者(CEO)は、米税制改革に伴う「大量のアドレナリン注射」のおかげで、相場上昇には少なくとも1年半から2年の持続期間が残されているとの認識を明らかにした。

  グリフィン氏は26日、ニューヨークで開かれたブルームバーグ・グローバル・ビジネス・フォーラムで、「われわれは、この借り入れに支えられた購入熱のただ中にある」と述べ、それが次の金融危機の種をまいていると指摘。次の景気下降に備えてファンドを運営していると警戒をあらわにし、「今の私のポジションはテールリスク(確率は低いが発生すれば甚大な損害をもたらすリスク)への対応に重点を置く」と語った。

  グリフィン氏は、イタリアやスペインのような個々の国が自国経済を救うためにユーロを増発できないことから欧州連合(EU)を最大の懸念材料に挙げ、「欧米で過去半世紀に起きた危機はいずれも最終的に政府の介入によって解決された。しかしEUで大転換が起き、個々の政府は自国通貨建ての国債をもはや発行できない」と主張。それらの国々が主権国家として次の危機で自国の金融システムを救済する」能力は、「著しく弱まったか、存在すらしない」との見解を示した。

ケネス・グリフィン氏がブルームバーグ・グローバル・ビジネス・フォーラムで発言

出所:ブルームバーグ)

原題:Citadel’s Griffin Sees 18-to-24 Months Left in Market Rally (2)(抜粋)

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