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米ウエスタンユニオン、法人決済部門の売却を検討中-関係者

  • 昨年10-12月に同部門ののれん代償却で4億6400万ドル計上
  • スピンオフ以降で初の通期赤字の要因に-米税制改正が影響

送金サービスを手掛ける米ウエスタンユニオンは法人決済部門の売却を検討している。事情に詳しい複数の関係者の話で分かった。売却額は少なくとも5億ドル(約560億円)となる可能性があるという。

  情報の非公開を理由に匿名で語った関係者によると、ウエスタンユニオンは売却先探しのため金融アドバイザーと協力している。数週間以内に買い手候補を募り始める計画。まだ決定は下されておらず、同事業の保持を選択する可能性もあるとした。

  ウエスタンユニオンの担当者は具体的な合併・買収(M&A)や事業売却についてコメントしないが、株主価値を高める機会を受け入れる方針に変わりはないと説明した。

  売却対象の事業は米中小企業が海外の取引先と現地通貨で決済する際に為替差損が出ないよう支援するサービスを提供するが、米企業による海外での支払いや利益に影響する昨年の税制改正を受け、ウエスタンユニオンにとって財務上の重荷となっている。この部門に関連するのれん代償却で昨年10-12月(第4四半期)に4億6400万ドルを計上。ブルームバーグのデータによると、この費用が響き、同社は2006年のファースト・データからのスピンオフ以降では初の通期赤字に転落した。

  同社の株価は一時3.3%高となったが、結局1.6%高で26日の取引を終えた。

原題:Western Union Is Said to Weigh Sale of Business-Payment Unit (1)(抜粋)

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