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西欧では既に最後の石炭火力発電所が建設済みの可能性-ゴールドマン

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  • 欧州全域の政治家は石炭の利用停止に向けた取り組み進める
  • 金融機関も新設の石炭火力発電所向けのファイナンスに消極的な姿勢

西欧では既に最後の石炭火力発電所が建設済みの可能性がある。各国政府が温暖化ガスによる大気汚染抑制の取り組みを進めているためだ。

  これは、米ゴールドマン・サックス・グループの天然資源担当グローバル共同責任者、ゴンザロ・ガルシア氏の見解だ。トランプ米大統領が石炭産業の復活を目指す一方で、欧州全域の政治家は大気汚染度の最も高い化石燃料である石炭の利用停止に向けた努力を推進している。

  ドイツのメルケル首相は、同国が最後の石炭火力発電所をいつ閉鎖できるか検討するため、主要政党の議員で構成する委員会を設置した。英国は2025年までに石炭火力発電所を全廃する方針を示している。英スタンダードチャータードなどの金融機関も今週、新設の石炭火力発電所を対象とするファイナンスを今後行わないと発表した。

  ガルシア氏は26日、オスロで開かれた会議で「個人的には、西欧で石炭火力発電所が新たに建設されることはないと考えている」と表明。「大半のOECD(経済協力開発機構)加盟国で石炭火力発電所の新設は非常に困難になるだろう。ますますコストがかさむ見通しだ」と述べた。

原題:Goldman Says Europe May Have Built Its Last Coal Power Plant(抜粋)

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