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マードック氏、スカイ保有株を売却-コムキャストが完全子会社化へ

  • 22日の入札でコムキャストは21世紀フォックスに競り勝った
  • コムキャストはネットフリックスとの対抗でスカイを必要としている

衛星放送欧州最大手の英スカイから、30年ほど前の設立当初から関わってきたルパート・マードック氏が正式に手を引く。

  同氏が率いる21世紀フォックスは数カ月にわたったスカイ買収合戦に敗れ、米ケーブルテレビ最大手コムキャストにスカイの39%株を売却することで合意した。コムキャストはすでに残り61%のスカイ株を取得できる見通しだったが、マードック氏が保有株を手放すのかこれまで明らかではなかった。

  フォックスはコムキャストが22日の入札で提示したとおり、スカイ株1株当たり17.28ポンド(約2570円)を受け取る。

  フォックスは資産の大部分をウォルト・ディズニーに710億ドルで売却する予定で、ディズニーもフォックスのスカイ株売却決定を支持した。このスカイ株は150億ドル以上に相当し、ディズニーがフォックスの資産買収で継承する債務が軽減される。

  一方のコムキャストは、欧州5カ国で計2300万人の契約者を抱えるスカイを完全に手中に収める見通しとなった。急成長するネットフリックスの追い上げをかわすため、世界的な規模を拡大する狙いがある。コムキャストはスカイ株主に対して10月11日まで買い付けを実施する。

原題:Murdoch Walks Away From Sky With Sale of Fox’s Stake to Comcast(抜粋)

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