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きょうの国内市況(9月26日):株式、債券、為替市場

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●日経平均が8カ月ぶり2万4000円回復、内需や石油高い-配当落ち重し

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  東京株式相場は、日経平均株価が8カ月ぶりに2万4000円台を回復した。米国と日本の通商問題に対する過度の懸念が後退し、為替の円安推移も好感された。小売や医薬品、不動産、サービス株など内需セクターに加え、化学や精密機器株も堅調。

  半面、9月末の配当権利落ちが響き、自動車や海運、商社株、銀行など金融株は安い。自動車では、ジェフリーズ証券の投資判断引き下げや燃費排ガスの不正問題懸念でスズキが売られた。

  日経平均株価の終値は前日比93円53銭(0.4%)高の2万4033円79銭と8日続伸し、1月23日以来の高値水準。TOPIXは0.77ポイント(0.04%)安の1821.67と、小幅ながら8営業日ぶりに反落した。

  BNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパンの王子田賢史日本株式運用部長は、「自民総裁選を終え政治面の重しが取れ、貿易面ではヘッドラインを見る限り、日米交渉に関する発言は楽観的になっている。貿易面で不透明感が残りながらも、為替が円高になっていないことも心強い」と指摘した。日本株はファンダメンタルズに対し出遅れていたが、「世界的にリスク許容度が高くなっていることで、適正レンジの上方へ近づいている」と言う。

  東証1部の売買高は14億8930万株、売買代金は2兆9670億円。値上がり銘柄数は1049、値下がりは918。東証1部33業種は石油・石炭製品、水産・農林、精密機器、鉱業、小売、医薬品、化学など16業種が上昇。原油関連は25日のニューヨーク原油先物が0.3%高の1バレル=72.28ドルと続伸したことが材料視された。下落は海運、銀行、その他金融、輸送用機器、証券・商品先物取引、空運、電気・ガスなど17業種。海運では日本郵船にムーディーズ・ジャパンが発行体格付けを格下げ方向で見直すとの材料があった。

  売買代金上位では東海カーボンやスルガ銀行、大和証券が投資判断を「2(アウトパフォーム)」に上げた武田薬品工業、SMBC日興証券が目標株価を上げた昭和電工が高い。半面、トヨタ自動車や日産自動車、ANAホールディングス、ジェフリーズ証券が投資判断を「ホールド」に下げたスズキは安い。

●超長期債が下落、日銀オペの再減額を警戒-40年債入札は無難な結果

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  債券市場では超長期債相場が下落。日本銀行が27日の国債買い入れオペで超長期ゾーンを減額するとの警戒感から売り圧力が掛かった。一方、この日に実施された40年利付国債入札は無難な結果となったが、相場を押し上げる要因にはつながらなかった。

  現物債市場で40年物の11回債利回りは日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)低い1.06%で寄り付いたが、午後には売りに転じ一時は1.075%と、新発40年物として昨年10月以来の水準まで上昇。その後は1.065%で推移した。30年物59回債利回りは一時1bp高い0.915%と、新発債として昨年7月以来の高水準を付けた。長期金利の指標となる新発10年物国債の351回債利回りは横ばいの0.125%で取引された。

  メリルリンチ日本証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジストは、「40年債入札は押し目需要などで思いの外しっかりした結果だったが、買いが続く感じではない」と指摘。「明日の日銀オペでは、残存期間10年超25年以下の減額が見込まれているが、利回りが上がっている局面でも減額となると、超長期から手を引くというメッセージになる。金利水準が上がったから買い進むという雰囲気にならないのは、そういうブレーキがあるからだと思う」と言う。

  長期国債先物市場で中心限月12月物は前日比2銭高の150円04銭で取引を開始。午後には水準を切り上げる展開となり、結局は10銭高の150円12銭で取引を終えた。

  財務省が実施した40年利付国債入札の結果によると、最高落札利回りが1.025%と、ブルームバーグがまとめた予想中央値の1.03%を下回った。投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.24倍と、前回の3.30倍をやや下回った。

●ドル・円、2カ月ぶり113円回復後に小反落ー米利上げ軌道見極めへ

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  東京外国為替市場のドル・円相場は約2カ月ぶりに1ドル=113円台を回復した後、小反落。海外時間に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を巡っては、今年3回目となる利上げが織り込み済みで、今後の米利上げ軌道を見極めようと慎重姿勢が広がった。

  ドル・円は午後3時15分現在、前日比0.1%安の112円87銭。朝方に113円03銭と7月19日以来の高値を付けた後は伸び悩み、午後の取引終盤には112円86銭まで値を下げた。

  大和証券の亀岡裕次チーフ為替アナリストは、「FOMCのポイントは金利見通しが修正されるか否か」で、先行きの見通しに変更がなければ米長期金利の上昇が一服し、「そうなるとドル・円の上昇も一服しやすい」と予想。「このところドル・円はリスクオンの円安、オフの円高というよりもドルによって左右される部分が大きいため、FOMC後も米金利とドルの動きに左右されやすいと思う」と語った。

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