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出遅れのシティ株に明るい未来かーアナリストは経営幹部刷新など評価

  • シティは顕在化していない膨大な潜在力秘めているーメイヨー氏
  • 新興国市場の混乱や貿易戦争を懸念して今年は株価が低迷

今年の米シティグループは投資家にまるで受け入れられず、株価は競合行に大きく後れを取っている。もっとも、アナリストは同行を再評価しつつあるようだ。 

  海外で広く事業展開するシティは今年、新興国市場の混乱や忍び寄る貿易戦争で打撃を受ける恐れがあるとの懸念から株価が低迷している。ただ、グローバル企業との資金管理面の関係構築と上級幹部の刷新により、同行には明るい未来が控えていると指摘するアナリストが増えつつある。

  シティ株は現在、米国の大手商業銀行の中で後れを取りながら、最も推奨されている銘柄の一つ。ストックピッカーは過小評価されていると主張する。

Analysts' Favorites

About 68% of analysts covering Citigroup recommend buying its shares -- making it one of the most endorsed in the KBW Bank Index

Source: Analyst recommendations tracked by Bloomberg

  ウェルズ・ファーゴのアナリスト、マイク・メイヨー氏は「投資家の立場から見て面白いのは、シティグループを見直す新たな視点があることだ」と述べ、新経営陣によって株価は今後4年で倍に押し上げられる可能性があると指摘した。もっとも「これは愛を伝える手紙ではなく、『シティはまだ顕在化していない膨大な潜在力を秘めている』と言う方がふさわしい」と語った。その上で「そうなるためのカタリストが幾つかあるだろうとわれわれは考えている」と付け加えた。   

  リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが2008年に米連邦破産法の適用を申請した日に米4大銀行の株式を購入した投資家は、依然としてシティ株で50%の損失を抱えているもようだ。

Citigroup is trailing most of its biggest competitors this year

          

Cash Cow

Citigroup's revenue from handling corporations' cash keeps climbing

Source: Company filings

原題:The Curious Case of Citigroup’s Highly Recommended Lagging Stock(抜粋)

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