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中国、米軍艦の香港寄港を拒否-ロシア兵器購入巡る対中制裁後

  • 米海軍の佐世保基地配属のワスプ、インド洋・太平洋地域で活動
  • 中国とロシアが強い不満を示しており、仕返しだ-ISEAS研究員

米国が求めていた強襲揚陸艦「ワスプ」による来月の香港寄港を中国政府が拒否した。トランプ政権は先週、ロシアからの兵器購入を巡り中国側に制裁措置を講じていた。

  香港の米国総領事館は26日、米国による寄港申請を中国が拒否したことを確認。「中国政府はワスプ寄港申請を認めなかった。これまで香港への寄港は長く認められてきており、これが続くことを期待する」とダラー・パラディソ報道官は電子メールでコメントした。米海軍の佐世保基地に配属されているワスプは、インド洋・太平洋地域で活動している。

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米海軍の「ワスプ」

フォトグラファー:Smith Collection / Gado via Getty Images

  米国は20日、中国共産党中央軍事委員会の装備発展部が米国の制裁を破ってロシア製兵器を購入したとして同部および李尚福部長を制裁対象に指定。李部長がロシア製の戦闘機と地対空ミサイル「S400」の購入に関与したとトランプ政権は主張している。

  東南アジア研究所(ISEAS)のイアン・ストーリー上級研究員(シンガポール在勤)は、米国による先週の制裁がワスプ寄港拒否の「唯一の理由」だと述べ、「中国とロシアは本当に強い不満を示しており、一種の仕返しだ」と指摘した。

原題:China Denies U.S. Warship a Port Call, Pushing Back at Trump(抜粋)

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