PIMCOはイールドカーブのスティープ化を予想-多勢に無勢だが

  • ナットウェストとウェルズ・ファーゴも同意
  • BofA、バークレイズ、JPモルガン、モルガンSなどは反対

イールドカーブのフラット化はここ2年の米国債市場の主流トレンドだったが、そろそろ転換点かもしれない。フラット化が終わるという予想もちらほら出始めた。

  長短金利差は11年ぶり低水準から若干拡大した。パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)、ナットウェスト・マーケッツ、ウェルズ・ファーゴはインフレと米国債供給の見通しからカーブがさらにスティープ化すると予想する。

  PIMCOのグローバル・クレジット・ポートフォリオマネジャーのマーク・キーセル氏はイールドカーブについて、「異例のフラットさ」だと指摘。「逆イールドになることはめったにない。インフレが幾分高まるリスクを考えると、今の長期債利回りが十分に高いとは思わない」と話した。

  ただ、PIMCOなどの見方はまだ少数派で、バンク・オブ・アメリカ(BofA)、バークレイズ・バンク、JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレー、トロントドミニオン・バンクはいずれも、カーブフラット化が再開すると予想。米利上げや年金基金からの長期債需要がフラット化の原動力になるとみている。

  バークレイズのストラテジストらは20日のリポートで「米長期債の需給悪化懸念は誇張されている」と論じている。

原題:Pimco’s Contrarian Stance on Steeper Yield Curve Faces Fed Risk(抜粋)

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