ブラックストーン:外為プラットフォームの売却を検討か-関係者

  • ロイターF&R部門の過半数株式取得を完了後
  • 「FXall」の売却額は30億ドル余りに上る可能性

トムソン・ロイターのファイナンシャル&リスク(F&R)部門の買収完了が近い米ブラックストーン・グループは、同部門に含まれる外国為替取引プラットフォーム「FXall」の売却を検討する。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  情報が非公開のため匿名を条件に話した関係者の1人によれば、FXallの売却額は30億ドル(約3390億円)余りに上る可能性がある。

  関係者によると、ブラックストーンはロイターのF&R部門(「リフィニティブ」に改名予定)の過半数株式取得を完了後、FXallの売却を検討する計画。まだ何の決定も下されておらず、同部門がFXallを保持する選択をする可能性もあるという。

  ブラックストーンの担当者はコメントを控えた。トムソン・ロイターの担当者は発表文で、同社は市場の臆測にはコメントしないとし、FXallは外為業務の「非常に戦略的な部分であり続ける」と説明した。

  ブラックストーン主導のグループは1月、トムソン・ロイターのF&R部門の株式55%を170億ドルで買収することで合意した。買収は10月1日に完了予定で、金融危機以降のブラックストーンによる買収では最大。

  ブルームバーグ・ニュースの親会社ブルームバーグ・エル・ピーは、金融ニュースやデータ、分析の提供でトムソン・ロイターおよび同部門と競合関係にある。

原題:Blackstone Is Said to Weigh Sale of Thomson Reuters’s FXall Unit(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE