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ソフトバンク出資の印オヨ・ホテルズ、海外事業強化へ10億ドル調達

  • ソフトバンク・ビジョン・ファンドなど既存投資家が拠出-オヨ
  • この調達でオヨの企業価値は50億ドルと評価-関係者

インドの宿泊予約市場で予約サイトを運営するスタートアップ企業オヨ・ホテルズは、中国など国外市場での事業強化に向け10億ドル(約1130億円)の調達を進めている。整備がまだ行き届いていないこの市場で、同社は旅行者に信頼性の高い部屋の提供を図る。

  オヨは25日、ソフトバンク・ビジョン・ファンドセコイア・キャピタルライトスピード・ベンチャー・パートナーズを含む既存投資家が8億ドルを拠出し、さらに2億ドルの出資を約束していることを明らかにした。調達総額のうち約6億ドルは、オヨがわずか10カ月前に事業を始めた中国に投じる。非公開情報だとして事情に詳しい関係者が匿名を条件に語ったところによると、この調達でオヨの企業価値は50億ドルと評価されるという。
  
  大学を中退したリテシュ・アガルワル氏(24)は、わずかな予算でインド各地を旅行した時の経験を踏まえ5年前にオヨを設立。ホテルやゲストハウスの質が全く予測できないことに気付いた同氏は、より安心して旅行を楽しめるためのオンラインサービスを開始することを決めた。この2年間に同社は中国とマレーシア、ネパール、英国に事業を拡大している。

How A 24-Yr-Old Is Changing Hotel Stays, One Seedy Room At A Time

リテシュ・アガルワル氏

フォトグラファー:Samyukta Lakshmi / Bloomberg

  アガルワル氏は「今回の追加資金調達により、これらの国々でビジネスを急ピッチで拡大するとともに、テクノロジーと人材への投資を続ける」と説明。「世界の小規模ホテルオーナーによる質の高い居住空間の提供を可能にするわれわれ独自のモデルを導入するため、新たな資本も投入する」と述べた。

  オヨの正式社名はオラベル・ステイズ。同社はホテルオーナーと契約し、リネンやアメニティー、バスルーム用品から仕様に至るまで全てをアップグレード。従業員のトレーニングや標準化された備品などを提供する。これらのホテルは1泊25ドルからオヨのウェブサイトに掲載され、ホテル側はオヨに25%の手数料を支払う。

  ライトスピード・インディアのマネジングディレクター、ベジュル・ソマイア氏は「信頼性や品質、一貫性の欠如により低予算旅行者は絶えず不公平に扱われている」と指摘、オヨはこの状況を変えることができると語った。    

原題:24-Year-Old Oyo Founder Raises $1 Billion to Fund Overseas Push(抜粋)

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