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米共和党、カバノー氏指名承認で女性証言翌日の委員会採決目指す

更新日時
  • 民主党はFBI捜査ないまま迅速に採決が実施されることに反対
  • 性的暴力被害訴える大学教授は27日に上院司法委で証言する予定

米上院共和党は性的暴力疑惑の渦中にある米連邦最高裁判事候補のブレット・カバノー氏の指名承認採決について、被害を訴えたクリスティン・ブレイジー・フォード氏とカバノー氏が証言する27日の公聴会のすぐ後に実施する計画を進めている。フォード氏は、共に10代だった時にカバノー氏から性的暴力を受けたと主張している。

  上院司法委員会は指名承認採決を28日午前に行うことを通知した。マコネル上院共和党院内総務は、来週の早い時期の本会議採決に向け、時間切れに持ち込むための審議を週末に行う準備を進める異例の動きをみせている。共和党上院議員は数週間後に迫る中間選挙で最高裁人事を掲げて戦いたい考えだ。

  マコネル氏は記者団に対し「われわれは前進しようとしている。私は勝利を確信している」と語り、「かなり近い将来に彼の指名が承認されると私は自信を持っている」と述べた。最高裁の次の開廷期は10月1日に始まる。

  上院司法委が指名承認採決の日程を決めたことについて、同委の民主党メンバーであるブルーメンソル上院議員は、フォード氏の証言に「敬意を持って誠実に耳を傾ける姿勢が見せ掛け」であることを示す「侮辱」だと批判。同委のグラスリー委員長は、同委としては準備が整わない限り採決を行わないが、3日前の通知を義務付ける規則があるとツイッターで説明した。

  民主党は、フォード氏に加え別の女性が主張するカバノー氏の不適切な性的行為について米連邦捜査局(FBI)の捜査が行われないまま迅速に採決を実施するという共和党の計画に憤りを示している。

  現在はカリフォルニア州の大学教授を務めるフォード氏は27日に上院司法委で証言に臨む。

原題:GOP Seeks Kavanaugh Confirmation Soon After Accuser’s Testimony(抜粋)

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