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ECBプラート理事、ドラギ総裁はインフレで新たなメッセージ送らず

  • プラート理事はロンドンのイベントで発言-ユーロは上げ消す
  • ユーロほぼ変わらずの1.1749ドル、前日は1.1815ドル付ける

欧州中央銀行(ECB)のプラート理事は25日、ユーロ圏の基調的インフレは「比較的力強い」との前日のドラギ総裁の発言について、新たなシグナルを送ることを意図したものとは思わないと述べた。

  ECBチーフエコノミストのプラート理事はロンドンでのイベントで発言。これを受けてユーロは弱含んだ。ドラギ総裁の欧州議会での発言は向こう2年の利上げペースが早まるとの観測を高めていたため、ユーロは前日に大幅上昇していた。

  プラート理事は「昨日の市場の反応を見た」が、「反応は少し後になって反転した。それは正しいと思う。総裁の発言に何も新しいものはなかったと思うからだ。基本的にわれわれが言っているのは、物価圧力は引き続き弱くインフレ率が2%付近になるには長い時間がかかるだろうという内容だ」と語った。

  ロンドン時間午前9時32分(日本時間午後5時32分)現在、ユーロは前日からほぼ変わらずの1.1749ドル。一時は1.1774ドルとなっていた。24日には3カ月ぶり高値の1.1815ドルを付けた。

  28日発表の9月のユーロ圏インフレ率は2.1%と、前月の2%を上回る見込み。コアインフレ率は1.1%が見込まれている。前月は1%。

原題:ECB’s Praet Says Draghi Isn’t Sending New Message on Inflation(抜粋)

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