コンテンツにスキップする

安倍首相:日米貿易、双方の利益になる関係継続を-国連演説(訂正)

訂正済み
  • 自由貿易体制の強化に向け、日本が主導的立場取る-安倍首相
  • 日米首脳会談へ、閣僚級協議は「基本的な認識一致」と茂木氏
Shinzo Abe
Shinzo Abe Photographer: Akio Kon/Bloomberg
Shinzo Abe
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

安倍晋三首相は25日午後(日本時間26日午前)、米ニューヨークで開かれている国連総会で一般討論演説を行い、自由貿易体制の強化に向け日本が主導的立場を取るとの意向を示した。日米貿易では対話を重視し、双方の利益となるような関係を継続したいとも語った。

  演説では、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉を進めるなど多国間の貿易体制を重視する姿勢も重ねて表明。トランプ米大統領が検討している自動車の輸入制限措置などを念頭に、米国の産業や雇用への日本企業の貢献を強調し、理解を求めた。

  日米両政府は安倍首相の演説に先立ち、茂木敏充経済再生相とライトハイザー通商代表による閣僚級の貿易協議を行った。茂木氏は会談後、両国の貿易を促進するための方策について「基本的な認識は一致した」と述べた。26日午後(日本時間27日午前)の首脳会談で「いい成果が出せるようにしたい」とも話した。NHKが同氏の発言場面を放映した。

  ロシアについては、会談を重ねているプーチン大統領との間で領土問題を解決した上で、平和条約を締結したいとの考えを示した。中国とは、来月予定している自らの訪中をはじめ首脳の相互往来を継続することで、両国だけでなく地域の安定に協力する方針を明確にした。

  北朝鮮問題に関しては、6月の米朝首脳会談後の変化に関心を寄せる一方、国交正常化を実現する前提として拉致問題の解決に懸ける意欲を示した。

  また来年は天皇陛下の退位や、20カ国・地域(G20)首脳会議を控えていることに触れ、自民党総裁選で連続3選を果たしたことで、今後3年間の日本のかじ取り役を担う決意を表明した。

(茂木敏充経済再生相の肩書きを訂正しました.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE