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ゴールドマン、イタリア赤字2%下回っても心配-波は収まらず

  • スプレッドが210bpまで縮小することはあり得るとゴールドマン
  • 赤字2%未満でも200bpより縮小するのは難しい見通し

イタリアのポピュリスト新政権は、初の予算編成に向けて詳細な経済財政計画を今週公表する。ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストが心配するのはその後の見通しであり、債券市場の波は収まりそうにない。

  ゴールドマンのストラテジスト、ジョージ・コール氏によれば、27日までに議会に提出する2019年の経済財政計画で想定する単年度財政赤字が、国内総生産(GDP)比3%以内という欧州連合(EU)基準と同行が予想する同2%をいずれも下回ったとしても、イタリア国債のドイツ国債に対する上乗せ利回り(スプレッド)が、今年5月よりも前の水準にすぐに縮小する可能性は低い。

 「これから起きる財政拡張」などを前提とする厳しい中期見通しを背景にイタリアの債券利回りの低下は結果的に限定的かつ一時的にとどまるとコール氏は予測。経済財政計画で示される財政赤字比率がゴールドマンの予想通りかそれを下回る場合、スプレッドは210ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)まで引き締まることはあり得るが、200bp未満まで縮小するのは難しいと見込まれる。24日時点でスプレッドは243bpとなっている。

Goldman sees Italy-Germany yield spread holding above 200 basis points

原題:Goldman Sees Choppy Waters for Italy’s Bonds Even After Budget(抜粋)

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