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米農家に他の貿易交渉への楽観的見方広がる、米韓FTA調印受け

  • 韓国の昨年の米農産物輸入高は約7800億円
  • 米韓FTA調印は朗報だと米農業連合会のデュバル会長

米韓首脳が24日、見直し交渉後に合意に達した自由貿易協定(FTA)に調印したことを受け、米農産物の輸出市場が閉ざされることはなく、むしろ拡大する可能性があるとの楽観的見方が強まった。

  輸出市場、特に中国が閉ざされれば、トウモロコシや大豆、牛肉、豚肉、鶏肉の供給増大による低価格の影響が悪化すると懸念していた米国の農家にとって、米韓FTA調印は朗報となった。

  米農業連合会(AFBF)によれば、昨年の韓国の米農産物輸入高は69億ドル(約7800億円)と、米国にとって6番目の輸出市場。米韓FTAが後押しし、韓国市場は米国産牛肉の輸入で日本に次ぐ2番目の規模となった。

  AFBFのジッピー・デュバル会長は24日の発表資料で、「米農業経済が振るわない中、韓国とのFTAの改定は待ち望んでいた朗報であり、連合会に加盟する農家や牧場経営者の助けになる」と指摘。「農産物の輸出市場確保が極めて重要であり、われわれは米政府に対し、他の貿易協定も締結するよう引き続き促す」と述べた。

  同会長が言及した他の貿易協定には、対中国、メキシコ、カナダのほか、トランプ大統領が離脱を決めた環太平洋連携協定(TPP)への復帰の取り組みも含まれる。

原題:New U.S.-South Korea Pact Spurs Hopes for Nafta, China Deals(抜粋)

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