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新興国市場債、テーパータントラム以来で「最良の買い時」-コン氏

  • マシューズ・アジアの債券責任者テレサ・コン氏が主張
  • 多くの「1ドル紙幣が80セントになって地面に落ちているよう」

新興国市場の債券は長期投資家にとって、2013年の「テーパータントラム」一斉売り以降で今が最良の買い時だ。マシューズ・アジアの債券責任者テレサ・コン氏はこうみている。

  「5年間投資するつもりなら、現在は新興国市場債に参入するのにテーパータントラム以来で最良の時期だ」と主張するコン氏(46)は、6月半ばごろに好機を見いだし始めたと言う。

  新興国市場のドル建て債は4-6月(第2四半期)に利回りが75ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇。これは13年4-6月期以来の大きな上昇だった。同氏は主要通貨建ての債券と転換社債を選好している。

Biggest yield jump since '13 makes EM bonds too cheap to ignore

  コン氏は「たくさんの1ドル紙幣が80セントになって地面に落ちているように見える」と述べ、発行体の企業がデフォルト(債務不履行)しないという確信があれば「1日中拾い続けるだろう」と言明。

  高利回りの中国とインドネシアのドル建て債を購入していることを明らかにしたほか、中国の転換社債に妙味があるとして、通常の債券よりスプレッドが大きく、株価上昇の恩恵も受けられると指摘した。

  コン氏が運用する1億3400万ドル(約151億円)規模の「マシューズ・アジア・ストラテジック・インカム・ファンド」は2011年11月の開始以来、平均プラス4.1%の年間成績を挙げている。

原題:‘Best Time’ to Buy EM Since Taper Tantrum Lures Matthews Asia(抜粋)

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