米消費者信頼感指数:9月は予想外の上昇-18年ぶり高水準

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米民間調査機関コンファレンスボードが25日発表した9月の米消費者信頼感指数は、市場予想に反して上昇し、18年ぶりの高水準となった。期待指数と現況指数がともに改善した。

米消費者信頼感のハイライト (9月)

  • 消費者信頼感指数は138.4。市場予想中央値は132.1。前月は134.7に上方修正された(速報値133.4)。過去最高は2000年の144.7
  • 現況指数は173.1。前月は172.8
  • 期待指数は115.3。前月は109.3

  9月の消費者信頼感指数は3カ月連続で改善し、過去半世紀に上る同統計で最も高い水準の一つとなった。米中の通商対立が激化する中でも、堅調な労働市場と減税効果で米国民は景気と家計の資金状況に対する楽観的な見方を維持している。トランプ政権は24日、中国からの輸入品2000億ドル(約22兆5700億円)相当を対象に新たな関税措置を発動。エコノミストは、これが日用品の価格上昇につながりかねず、消費者心理への重しとなる可能性があると指摘している。

  14日に発表された9月のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)も6カ月ぶりの高水準に上昇しており、今回の消費者信頼感でもその傾向が確認された。

  9月の消費者信頼感指数では、「仕事が豊富にある」との回答から「就職が困難」との回答を差し引いた値が32.5ポイントと、2001年1月以来の大きさに拡大した。3カ月連続の拡大で、労働市場に対する消費者の楽観的な見方が示唆された。

  コンファレンスボードの景気指数担当ディレクター、リン・フランコ氏は発表文で、「こうした歴史的に高い水準の消費者信頼感は引き続き健全な消費支出を支え、ホリデーシーズンの準備を始める小売業者にとって歓迎すべきニュースになるはずだ」とコメントした。

  今後6カ月にビジネス環境が改善すると回答した比率は27.6%と、03年12月以来の高水準。8月は24.4%だった。同期間に所得が増えるとの回答は22.6%で、前月の25.4%から低下。雇用が増えるとの回答は22.5%に上昇。前月は21.5%だった。

  統計の詳細は表をご覧下さい。

原題:U.S. Consumer Confidence Unexpectedly Jumps to 18-Year High(抜粋)

(詳細やコンファレンスボードの発表資料などを追加して更新します.)
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