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【米国株・国債・商品】株が下落、政治・貿易リスクで-原油高い

更新日時
  • 米国が追加関税賦課の脅しを続ける限り米との協議に応じない-中国
  • 大型テクノロジー株は上昇、コムキャストはスカイ買収合意後に下落
Pedestrians walk along Wall Street near the New York Stock Exchange.

Pedestrians walk along Wall Street near the New York Stock Exchange.

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Pedestrians walk along Wall Street near the New York Stock Exchange.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

24日の米株式市場ではS&P500種株価指数とダウ工業株30種平均が下落。貿易や政治に対する先行き不安感が広がった。米国債はドイツ国債の下落を背景に、幅広い年限で売りが出た。

  • 米国株はS&P500とダウ平均が下げ、貿易・政治先行き不安感広がる
  • 米国債は下落-10年債利回りは3.09%に上昇
  • NY原油先物は続伸、産油国が増産の気配示さず-ブレントは80ドル超え
  • NY金先物は反発、貿易懸念の再燃やユーロ圏インフレ上昇観測で

  S&P500種構成銘柄では工業株の下げが目立った。トランプ米大統領が追加関税を課すという脅しを続ける限り、米国との通商協議に応じないと中国が表明したことが響いた。さらに、ローゼンスタイン米司法副長官が辞意を表明したとの報道も重しになった。一方、大型テクノロジー株の上昇でナスダックの株価指数はかろうじて上昇。コムキャストは英スカイ買収で合意したものの、提示額の高さが疑問視されて下落した。

  S&P500種株価指数は前週末比0.4%安の2919.37。ダウ工業株30種平均は181.45ドル(0.7%)下げて26562.05ドル。ナスダック総合指数は0.1%上昇し7993.25。ニューヨーク時間午後4時55分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.09%。

  ニューヨーク原油先物相場は続伸。石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国が増産を急ぐ姿勢を見せなかったことが手掛かり。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は1.30ドル(1.8%)高の1バレル=72.08ドルで引けた。ロンドンICEの北海ブレント11月限は2.40ドル高の81.20ドルで終了。日中取引では2014年11月以来の高値を付ける場面があった。

  ニューヨーク金先物相場は反発。世界貿易を巡る懸念が再燃したほか、ユーロ圏のインフレ上昇がユーロを押し上げ、ドルに下げ圧力となるとの観測が広がった。ドラギ欧州中央銀行(ECB)は基調的なインフレ率に比較的力強い上昇が見込まれると述べ、ECBが来年の利上げ実施に向かっていることを示唆した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.3%高の1オンス=1204.40ドルで終了した。

  政治的な緊迫や貿易摩擦の深刻化が世界の株式相場を試す展開となった。インベスコのチーフ世界市場ストラテジスト、クリスティーナ・フーパー氏は「地政学的な混乱は確かにニュースになり、短期的には資本市場を揺さぶりかねない。ただ、私は引き続き、本当にファンダメンタルズに影響し得る地政学的混乱、つまりは貿易に意識を集中させるよう投資家に注意を呼び掛けている。それ以外はただのノイズに過ぎない」と指摘した。

原題:Stocks Fall on Politics and Trade Risks; Oil Gains: Markets Wrap(抜粋)
USTs Hold Losses After Bund Drop; Muted Response to Soft 2Y Sale
Brent Oil Highest Since 2014 as OPEC Stops Short of Output Hike
PRECIOUS: Gold Rises on Increased Trade Rancor, ECB Inflation

(第6段落を追加し、更新します.)
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