産金の加バリック、ランドゴールドを買収へ-約54億ドル

カナダの産金会社バリック・ゴールドは、ランドゴールド・リソーシズを約54億ドル(約6100億円)で買収することに合意した。実現すれば、アフリカに軸足を置く世界最大の産金会社が誕生する。

  新会社の時価総額は180億ドルで、産金業界の合併・買収(M&A)案件としてはここ3年で最大。さえない生産見通しが投資家に嫌気されて2017年2月水準から株価が半減しているバリックでは、ランドゴールド買収が生産高の押し上げに寄与する見通し。今回の合意はまた、今年に入り株価が低迷しているランドゴールドに仕切り直しの機会を与える。

  両社の24日発表によると、取引は全て株式により行われ、バリックの株主は新会社の約3分の2を、ランドゴールドの株主はその残りを保有する。ランドゴールドの株主にはほぼプレミアムなしだが、バリックは買収が破談になった場合3億ドルの違約金を支払うのに合意している。この取引の承認に関する両社の株主投票は、11月5日ごろ実施の予定。

バリック・ゴールドのジョン・ソーントンCEO

David Paul Morris / Bloomberg

  バリックのジョン・ソーントン会長は新会社の会長に、ランドゴールドのデニス・ブリストー最高経営責任者(CEO)は新会社の社長兼CEOにそれぞれ就任する。ランドゴールドのグラハム・シャトルワース最高財務責任者(CFO)は、新会社のCFOに就く。

原題:Barrick to Buy Randgold to Expand World’s Largest Gold Miner (1)(抜粋)

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