武田薬の大株主、シャイアー買収に「懐疑的」-英日曜紙

  • 上位10位に入る投資家、コストや株主還元を懸念
  • 買収は「寝耳に水」、見込んだ価値は生まれないとの懸念示す

武田薬品工業の大株主で上位10以内に入る投資家は、希少疾患治療薬大手シャイアーを620億ドル(約7兆円)で買収することの価値について「懐疑的」だ。英日曜紙サンデー・タイムズが匿名の投資家の話として伝えた。

  武田薬創業以来で最大規模となるシャイアー買収は、同社OBを含む株主らで構成する「武田薬品の将来を考える会」がすでに反対を表明している。構成メンバーの持ち株比率は合計約1%。この買収により武田薬が膨大な負債を抱え込むことも、懸念されている。

  サンデー・タイムズの報道によると、この株主は買収が「寝耳に水」だったと述べ、武田薬がコスト削減と株主還元の改善を実現できるのか懸念を示した。

  この株主は同紙に対し、シャイアー買収で見込んだとおりの価値は生まれないだろうとの見方を示し、「われわれが懐疑的になっている理由はそこにある」と説明した。

原題:Takeda Shareholder Said to Be ‘Skeptical’ on Shire Takeover(抜粋)

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