ローゼンスタイン司法副長官、トランプ氏会話の極秘録音提案-関係者

ローゼンスタイン司法副長官は2017年、ホワイトハウスでのトランプ大統領との会話を極秘に録音することを司法省の同僚に提案した。ただし、その場にいたうち少なくとも1人は、ローゼンスタイン氏は冗談で言っただけだと述べている。

  ローゼンスタイン氏と同僚との会話については、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が最初に報じた。同紙には、ローゼンスタイン氏が自身の提案について真剣だったことを示唆する関係者の話も記されている。NYTはまた、合衆国憲法修正第25条の発動に前向きな閣僚の特定についてもローゼンスタイン氏が言及したと伝えた。大統領が職務を遂行できないと判断された場合、修正第25条に基づき権限を停止することが可能になる。

  ローゼンスタイン氏が盗聴器を取り付けることについて話をした時にその場にいた関係者は、大統領との会話を実際に録音する意図は決してなかったと述べた。この関係者は匿名を条件に語った。

  ローゼンスタイン氏はNYTの報道を否定している。同氏は声明で「NYTの記事は不正確であり、事実と異なる」と言明。「司法省に反感を抱き、個人的な利益を追求する匿名の情報源に基づく記事についてはこれ以上コメントしない。ただ明確にしておきたいのは、私の大統領との個人的なやり取りに基づけば、修正第25条を発動する根拠は全くないということだ」と述べた。

  ローゼンスタイン氏はモラー特別検察官を任命した人物であることから、今回の報道は極めて注目される。ローゼンスタイン氏が解雇されたり辞職した場合、後任は2016年米大統領選へのロシア介入疑惑の捜査を抑制、ないしは終了させることが可能だ。

  ホワイトハウスはコメントを避けた。

原題:Rosenstein Is Said to Have Suggested He’d Record Trump Secretly(抜粋)

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