マン・グループ元運用者がヘッジファンド閉鎖、設立から約1年で

  • 今年のリターンは約5%、でも資金集まらず
  • 新規ヘッジファンドの生き残り厳しく、今年の設立数は今世紀最低に

英マン・グループの元運用者カリム・アブデルモタール氏のマクロヘッジファンドが設立からわずか1年で閉鎖される。新規ファンドの生き残りが難しくなっていることを浮き彫りにする。

  マン・グループ傘下のGLGパートナーズで新興市場ヘッジファンドを率いていたアブデルモタール氏は、自ら経営するロンドン拠点の企業KAMポートフォリオ・マネジメントの下でこのファンドを昨年6月に設立。新興国市場を中心に世界中で投資し、手数料を差し引く前の今年のリターンは5%前後に上っていた。

  それでも閉鎖を決めた。

  アブデルモタール氏は投資家向けの書簡で「熟慮した結果、KAMファンドを閉鎖するという難しい決定を下した。合理的期間内に一定規模の資金を集めることができなかった」と説明した。ブルームバーグの連絡に対し、同氏はコメントを控えた。

  規制やコンプライアンスのコスト上昇で、新規ヘッジファンドの生き残りは厳しさを増している。調査会社プレキンによると、今年設立される見通しのヘッジファンド会社の数は今世紀に入ってからの最低水準となる見込みだ。

Startups Plummet

Tough capital-raising environment makes it harder to start hedge funds

Source: Preqin

Data for 2018 through July 18

原題:Ex-GLG Manager Shuts Hedge Fund After Struggling to Raise Money(抜粋)

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