ロシア政府が中銀にいら立ち、先週の予想外の利上げで-関係者

ロシアのプーチン政権幹部は先週ロシア中銀が利上げを決定したことにいら立っていると、事情を知る関係者2人が明らかにした。

  ロシア中銀は通貨危機への対処で4年前の誤りを繰り返さないよう危惧しているが、予想外の利上げでパニックの兆しが露見してしまったと関係者は発言。この関係者は政府の考えについての話であることを理由に匿名を条件に語った。

  ロシア大統領府に近い別の関係者は、制裁が近く実施されて資金流出が加速し、ルーブルに下落圧力がかかる恐れがあるため利上げが必要だと中銀が考えたのでないなら、利上げを待つことができたと論じた。

  利上げが決定された14日の中銀政策決定会合に向けて最高位の政策当局者からは異なる見解が聞かれており、利上げへの異論はこうした対立の継続を反映している。ブルームバーグが調査したエコノミスト42人のうち利上げを予想していたのはわずか1人。大統領府の首席経済顧問は金融引き締めを「極めて望ましくない」と語っていた。

  ロシア中銀はコメントの要請に応じなかった。

原題:Putin’s Government Said to Fume After First Rate Hike Since 2014(抜粋)

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