イタリア、予算策定のためのデータ出そろうー17年赤字は当初より膨張

2017年のイタリアの経済成長と赤字のデータが改訂され、トリア財務相が予算案を策定するのに必要なデータが出そろった。ポピュリスト政権が求める減税や最低所得保障を実践するための財源があるかどうかを判断することになる。

  17年の成長率は1.5%から1.6%に引き上げ、一般政府債務残高の国内総生産(GDP)に対する比率は131.8%から131.2%に下方修正された。イタリア国家統計局(ISTAT)が21日発表した。一方、財政赤字の対GDP比は、2.3%から2.4%に上方修正された。

  イタリア10年国債利回りはローマ午前10時19分現在、4ベーシスポイント低下の2.84%。

  連立政権を構成するポピュリスト政党指導者からそれぞれが公約した政策実現のための資金を要求されているトリア財務相は、改訂されたデータに基づき19年予算の目標をこれから調整することになる。

  20日には議員らに、政策は段階的に、かつ財政均衡の目標に逆行しない形で実践されると述べていた。連立与党が合意した政策の一部は19年予算で導入を開始するとも語った。

Underperformer

Italy's economy consistently lags behind the euro-area average

Source: Istat, Eurostat, Bloomberg surveys

左から:ディマイオ氏、コンテ首相、サルビーニ氏

フォトグラファー:Alessia Pierdomenico / Bloomberg

Debt Driven Deficit

From 2010 Italy budget would have been a surplus without debt interests

Source: Eurostat

原題:Italian Data Revision Gives Tria Final View for Populist Budget(抜粋)

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