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BofAはリスク恐れ過ぎ、危機後の投資銀率いた幹部が決別

  • 法人・投資銀行部門率いたマイスナー氏が19日に辞職を発表
  • リスク意欲巡る意見対立と合併助言業務での苦戦が背景と関係者

バンク・オブ・アメリカ(BofA)の投資銀行部門で、リスクテークを巡る対立と市場シェア維持での苦戦が幹部流出を招いた。

Christian Meissner

マイスナー氏

写真家:Scott Eells / Bloomberg

  金融危機後の混乱期を通じて法人・投資銀行部門を率いたクリスチャン・マイスナー氏は19日、辞職すると表明。同行のリスク意欲を巡る意見対立と国内の合併助言業務で市場シェア維持が困難な状況が理由だと、事情を直接知る関係者が述べた。マイスナー氏に続く幹部も出るかもしれないと付け加えた。  

  BofAのM&A(企業の合併・買収)助言手数料収入は今年、大手米銀の中で最も大きく減った。レバレッジドバイアウト(LBO)向けの高リスク融資ではかつて首位だったが今は3位に後退。ブルームバーグの集計データが示した。こうした案件で業務を獲得しようと競い合うさまざまな金融機関では、融資基準の緩和が起きている。

  BofAは、南アフリカ共和国の小売企業、シュタインホフ・インターナショナル・ホールディングス向けのマージンローン(証券担保融資)でやけどを負った。これをきっかけに、一部の案件でリスクをどこまで許容するのか激しい内部論争が起こり、最終的にリスクを抑える方向性が打ち出されたもよう。この論争の中心にいたのがマイスナー氏だったという。

  BofAはコメントを控えた。

原題:As BofA Gets Gun-Shy on Risk, Some Executives Head for Door (1)(抜粋)

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