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ロバートソン氏出資の新興市場ヘッジファンド、投資家に資金返還へ

  • 投資家に13億ドルを返還へ、今後は自己資金で高リスク投資
  • モルガン・スタンレーで共に働いていた3氏が2002年に設立した

ヘッジファンドのエマージング・ソブリン・グループ(ESG)は投資家に資金を返還する。設立から17年の同社の創業者らは、自己資金でより大規模で高リスクの投資に乗り出す計画だ。

  新興市場資産を中心に投資するESGには伝説的ヘッジファンド運用者のジュリアン・ロバートソン氏が出資している。ブルームバーグが閲覧した書簡によると、ESGは13億ドル(約1500億円)を顧客に返還する。投資家らは月内に資金を受け取ると、事情に詳しい関係者が述べた。資金を5年間凍結されていた顧客の資産が大半だという。ESGのトマス・ドワン社長はコメントを控えた。

  モルガン・スタンレーで共に働いていたケビン・ケニー、ミート・タンセル、ジェーソン・カーシュナーの3氏が2002年に、ロバートソン氏から出資を受けてESGを設立。11年には過半数株をカーライル・グループに売却したが2年後に買い戻した。今後は自分たちの資金で、公開・非公開両市場で集中的な投資をする計画。

原題:Emerging Markets Fund to Return $1.3 Billion After 17 Years (1)(抜粋)

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