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NAFTA再交渉、米とカナダは合意に至らず-期限差し迫る

  • 米側は合意が成立しなければカナダ抜きで進めると警告
  • USTR代表と「厳しい問題を話し合った」とカナダ外相

北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉は、20日がカナダとの事実上の合意期限と一部で考えられていたが間に合わなかったもよう。このため米国の次の出方に関心が集まっている。

Canada's Foreign Affairs Minister Freeland Meets With U.S. Trade Representative Lighthizer

カナダのフリーランド外相

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とカナダのフリーランド外相は20日にワシントンで会談したが、合意に至らなかった。

  フリーランド外相は記者団に対し、「きょうは幾つかの厳しい問題を話し合った。前向きな雰囲気が続いており、合意を目指し引き続き懸命に取り組む」と発言。合意期限に関する質問には答えず、良い合意を得ることが唯一の目標だと述べる一方、ライトハイザーUSTR代表と次にいつ会うかも明言しなかった。

  NAFTA再交渉の当事国は、メキシコのロペスオブラドール次期大統領が12月1日に就任するまでに協定の調印にこぎ着けたい考え。それには月末までに合意を発表しなければならず、文書作成の時間を考えると差し迫って妥結の必要があると考えられる。

  米側は合意が成立しなければ、カナダ抜きで進めるという脅しをちらつかせており、トランプ大統領は、現行のNAFTA脱退を通告し、カナダに自動車関税を適用することもあり得ると警告している。

原題:Nafta’s Latest Deadline Day Came and Went Without a Canada Deal(抜粋)

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