【米国株・国債・商品】株が最高値、中国関税下げ計画の報道

更新日時
  • S&Pとダウが最高値、10年債利回り3.06%
  • NY原油先物は下落、トランプ氏がOPEC批判

20日の米株式市場ではS&P500種株価指数とダウ工業株30種平均が上昇し、両指数ともに過去最高値を更新した。中国が幅広い製品を対象に関税を引き下げる計画との報道を受け、緊張緩和に向けて期待が高まった。米国債利回りは引き続き、今年の最高に近い水準で推移した。

  • 米国株は3指数そろって上昇、ダウ平均251ドル高
  • 米国債は横ばい、10年債利回り3.06%
  • NY原油先物は小幅反落、トランプ氏がOPEC批判
  • NY金先物は続伸、0.2%高
  •   S&P500種は前日比0.8%高の2930.75。テクノロジーやヘルスケア、金融株が上げをけん引。同指数はこの1カ月余りで最大の上昇率となった。ダウ平均は251.22ドル(1%)高の26656.98ドル。ナスダック総合指数も1%上昇した。米10年債利回りは横ばいの3.06%。

      中国が大半の貿易相手国からの輸入品の関税の平均税率を来月にも引き下げる計画だと、事情に詳しい関係者が明らかにした。李克強首相が輸出競争力向上のために人民元を切り下げることはないと19日に述べたことも引き続き材料視された。

      米国債利回りが上昇する中でも株式相場はこれまでのところ堅調さを保っている。このことは投資家が企業収益と世界的な経済成長の見通しを悲観していないことを示唆する。

      ニューヨーク原油先物相場は小幅に反落。トランプ米大統領が石油輸出国機構(OPEC)は今すぐに価格を引き下げるべきだとツイートしたことに反応した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物10月限は32セント安の1バレル=70.80ドルで終了。限月交代で、より取引量の多い11月限は45セント(0.6%)安の70.32ドル。ロンドンICEの北海ブレント11月限は70セント安の78.70ドル。

      ニューヨーク金先物相場は小幅続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.2%高の1オンス=1211.30ドルで終了。現物価格は一時0.4%上昇した。

    原題:S&P, Dow Soar to Record Highs as Trade Fears Abate: Markets Wrap(抜粋)
    Trump Presses OPEC to Reduce Oil Prices as Brent Nears $80(抜粋)
    Gold Bulls Say Bears Should Be Nervous as Metal’s Rout Ebbs (2)(抜粋)

    (終値を確定し、第2、4段落に詳細を追加して更新します.)
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