トルコ:リラ下げに転じる、銀行支援の具体策なく投資家失望

更新日時
  • 今年の成長率3.8%、来年は2.3%ー最新の政府見通し
  • リラは一時2%近く上昇、成長と支出見通しを好感

20日の外国為替市場でトルコの通貨リラは下げに転じた。アルバイラク財務相が示した経済計画に銀行支援の具体的な内容がなく投資家が失望した。

  下方修正された経済成長および支出見通しを好感してリラは対ドルで一時2%近く上昇していたが、期待されていた銀行支援の詳細な発表がなかったことから売り優勢となった。リラ安の中で膨らんだ銀行の不良債権について当局が支援措置を発表するとの期待が高まっていた。

  イスタンブール時間午後3時9分現在、リラは約1%安の1ドル=6.3091リラ。

  政府は最新の予想で、今年の成長率を3.8%、来年を2.3%とした。今年1-3月期と4-6月期はそれぞれ7.3%と5.2%だった。この見通しは政府が大規模な景気刺激策を計画せず、引き締め気味の財政政策と金融安定にコミットしていることを示唆し、安心感からリラは当初上昇した。

原題:Lira Trims Gain as Investors Seek More Details on Banks, DebtsLira Retreats as Investors Look for a Plan to Help Turkey Banks(抜粋)

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