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ドイツのVW、イラン事業からほぼ撤退-米制裁の順守に同意

  • 人道主義に基づく特例としてイランでの一部事業は認められる
  • グレネル駐ドイツ米国大使がVWとの交渉を主導

トランプ米政権はドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)に対し、対イラン制裁を順守し、同国でのほぼ全ての事業を打ち切るよう説得することに成功した。米当局者の1人が明らかにした。2015年のイランと主要6カ国との核合意の存続を目指す欧州連合(EU)の取り組みを損なう象徴的な動きといえる。

  VWとの交渉を主導したグレネル駐ドイツ米国大使によると、米政府と同社は数週間にわたる協議を経て、18日に最終的な詳細について合意した。人道主義に基づく特例としてイランでの一部事業は今後も認められるという。

  同社の担当者にブルームバーグ・ニュースがコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

  グレネル大使は「VWは米国の対イラン制裁に従うとわれわれに述べた。イランは暴力と不安定さを世界に拡散させるために自国民の経済資源を流用しており、今回の決定を喜んでいる」と語った。

  主要6カ国とイランが15年に結んだ包括的核合意に基づく制裁解除を受け、VWは17年7月にイラン市場に17年ぶりに復帰する計画を発表。同国の輸入業者マムート・ホドロと「ティグアン」および「パサート」を販売する契約を締結した。

  VWの商用車部門を統括するアンドレアス・レンシュラー氏は18日、同部門のイラン進出計画を中止したことを明らかにした。
  
原題:U.S. Says Volkswagen to Leave Iran in Symbolic Win for Trump(抜粋)

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