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【米国株・国債・商品】銀行株主導で高い、債券利回り上昇続く

更新日時
  • S&Pとダウが上昇-10年債利回りは一時3.09%
  • 公益株下落、キャタピラーやボーイング上昇

19日の米国株はS&P500種とダウが上昇。投資家は貿易摩擦の新たな進展を見極める姿勢を示した。米国債は下落した。

  • 米国株は銀行銘柄主導で上昇、ナスダックは下落
  • 米国債は下落、10年債利回りが一時3.09%
  • NY原油は続伸、米在庫が3年ぶり低水準
  • NY金は反発、先物が0.4%高
  •   S&P500種株価指数は前日比0.1%高の2907.95。ダウ工業株30種平均は158.80ドル(0.6%)高の26405.76ドル。ナスダック総合指数は0.1%下げた。米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、3.06%。

      S&P500種は銀行が主導する形で続伸。10年債利回りは一時3.09%と、今年に入ってからの最高水準に近づいた。一方で金利敏感銘柄の公益株などが下落した。アマゾン・ドット・コムがレジなし店舗を最大3000店開設することを検討しているとの報道を受け、食料雑貨を扱う企業の株価が売られた。キャタピラーやボーイングの上昇がダウを押し上げた。中国の李克強首相が輸出競争力向上のために人民元を切り下げることはないと述べた。

      B.ライリーFBRのチーフ市場ストラテジスト、アート・ホーガン氏は通商対立について、「市場は現状を容赦ない交渉プロセスの一環とみて、相互に大変な打撃を与える貿易戦争には至っていないとみようとしている」と述べた。
      
      ニューヨーク原油先物相場は続伸。米エネルギー情報局(EIA)の統計で原油在庫が3年ぶりの低水準となったことが手掛かり。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物10月限は1.27ドル(1.8%)高の1バレル=71.12ドルで終了。先週の米国の原油在庫は206万バレル減少した。米国の石油精製業者が定期整備の時期にあることも意識された。ロンドンICEの北海ブレント11月限は37セント高の79.40ドルで引けた。

      ニューヨーク金先物相場は反発。ドルが下落する中、今週に入ってからの3営業日で2回目の上昇。トレーダーは、米国と通商相手国との緊張関係の行方を見極めようとしている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.4%高の1オンス=1208.30ドルで終了した。

    原題:U.S. Stocks Rise as Banks Buoy; Treasuries Slide: Markets Wrap(抜粋)
       Oil Rises as American Refiners, Exporters Erode Stockpiles(抜粋)
       PRECIOUS: Gold Advances as Dollar Slips, Trade Concerns Fester(抜粋)

    (終値を確定させ、個別株や市場の見方を追加して更新します.)
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