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市場は米利上げに楽観的過ぎる-700億ドル運用のニュートン

  • 織り込まれているよりも大幅な利上げを目にする可能性が高いと予想
  • 賃金や米国の対中輸入関税が物価圧力を高めるとニュートン

米連邦準備制度による利上げ幅を金融市場は過小評価しているとニュートン・インベストメント・マネジメントが指摘した。

  ニュートンのカート・カスタード最高投資責任者(CIO)は「中期的な視点では、市場は利上げに伴う潜在的リスクについてやや楽観的だ。企業の借り入れコストが長期にわたり非常に低かったためだ」と分析。「現在織り込まれているよりも大幅な利上げを目にする可能性が高い」と予想した。米銀バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)傘下のニュートンは、ロンドンに拠点を置く。

  来週の米利上げはほぼ確実であり、12月の追加利上げも実質的に織り込まれる中で、2019年は米国の金融政策の軌道を巡る賭けの勝負どころになりつつある。バンガード・グループなど一部投資家は、当局が想定する大幅な引き締めを正当化するほどインフレが十分強くなるか疑問視しているが、ニュートンは賃金や米国の対中輸入関税が物価圧力を高めると考えている。

  18日にシドニーでインタビューに応じたカスタード氏は、この見通しがドル高をさらに支え、今年のドル高は誰も驚かないだろうと指摘し、「これは極めてノーマルだ。力強い経済と金利、世界的な不安定さはドル高という答えにたどり着く。ドルを軟化させる唯一の要因は米金融当局の休止だが、そうなるとは思わない」と語った。

  

The greenback has gained more than 5 percent since April

原題:Markets Are Too Sanguine on Fed Hikes, $70 Billion Fund Says(抜粋)

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