ゴールドマン・アセットがトルコとアルゼンチン債購入-混乱行き過ぎ

  • 急落した新興市場資産は割安に見える-モフィット氏
  • トルコとアルゼンチンのドル建て債を「オーバーウエート」

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントはトルコとアルゼンチンの政府債を購入している。新興国市場で最悪のパフォーマンスを示している両国だが、今年中に利益をもたらす債券取引の一部になるとみている。   
              
  同社のアジア太平洋債券責任者、フィリップ・モフィット氏は両国のドル建て債のポジションをオーバーウエートにしていると説明。トルコ、アルゼンチンともに財政状況は強固であるにもかかわらず、これら債券は新興国市場の混乱から避難する投資家に「つぶされた」と述べた。
  
  モフィット氏はシドニーでのインタビューで、「アルゼンチントルコで見られる機能不全の政治的事象が幾つかあり、それが新興国市場リスクを抱える一部投資家の売りを誘っている」と分析。その上で、「政治が問題を抱えるトルコのような国でも、地方財政や地方政府のバランスシートは実際に強固であり、自ら資金調達し、利息を支払う余裕が間違いなくある」と語った。
               

        
  ゴールドマン・アセットは社債よりも一部新興国市場のソブリン債を選好。ただ、米国の対中関税措置の影響を最も受けやすいとして、アジア新興国通貨の一部を対ドルでショート(売り持ち)にしているともモフィット氏は語った。
 
  新興国市場は「割安に見えることに加え、1桁台後半あるいは2桁台のリターン獲得も可能な債券市場としては恐らく唯一の場所だ」と同氏は述べた。
  

               

原題:Goldman Fund Buys Turkey, Argentina Bonds, Says Rout Overdone(抜粋)

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