米加が19日にNAFTA閣僚級協議を再開-共和党はカナダに決断促す

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  • カナダ外相と米USTR代表がワシントンで協議を再開へ
  • トルドー首相:まだ決断する段階には至っていない

北米自由貿易協定(NAFTA)改定に向けた米国とカナダの閣僚級協議がワシントンで再開される。米共和党は米国とメキシコの合意へのカナダの参加について、時間切れが迫っていると警告している。

  カナダのフリーランド外相は18日夕にワシントン入りし、翌19日に米通商代表部(USTR)代表と協議を再開する予定。9月30日までに協定の文書をまとめるためには、数日以内の大筋合意が必要となる見込み。メキシコ新大統領の就任前に新たな協定を結ぶには同日が期限となる。

  カナダは急いで自国に不利な協定を受け入れるつもりはないと示唆してきた。トルドー首相は17日、両国はまだ決断する段階には至っていないと述べた。

  一方、スカリス共和党下院院内幹事は18日の発表資料で、これ以上待てないと表明。「カナダの交渉戦術に関して議員の多くが不満を募らせている。カナダが3カ国協定にとどまってほしいと誰もが思っているが、この新協定に参加するために無制限の時間的余裕があるわけではない」と説明した。

  フリーランド外相はオタワでの閣議後、訪米予定を確認した。ブルームバーグは先に、事情に詳しい関係者4人を引用して訪米計画を報じていた。これを受け、カナダ・ドルは上昇し、トロント時間18日午後1時39分(日本時間19日午前2時39分)現在、0.4%高の1米ドル=1.2991カナダ・ドル。

  米国にとっては中国との貿易摩擦が激化する中で、迫るNAFTA合意期限に対処する必要がある。大筋合意の具体的な期限は不透明だが、あるカナダ当局者は20日が期限と考えていると語った。

原題:Canada to Resume Nafta Talks as Republicans Lose Patience (1)(抜粋)

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