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英HSBC、アジアで富裕層資産運用の担当増員を検討-成長に賭ける

  • リテールとプライベートバンキングで計1300人余りの増員を計画
  • アジア市場拡大でHSBCを成長に導くフリントCEOの計画の一環

欧州銀行最大手の英HSBCホールディングスは、ジョン・フリント最高経営責任者(CEO)が成長に賭けるアジア地域で、富裕層資産運用に携わるウェルスマネジメント担当者の増員を検討している。

  同行は2022年までにポジションを1300人分余り増やし、人員はリテールとプライベートバンキングの2部門でおおむね分ける計画だと、両部門の責任者が明らかにした。現在、アジアの両部門では3万2000人強が勤務している。採用の大半は香港とシンガポールで実施し、一部は行内から異動になる可能性があるという。

Key Speakers At The Green and Social Bond Principles Conference

ジョン・フリントCEO

写真家:アンソニー・クワン/ブルームバーグ

  
  ウェルス戦略は、大中華圏や東南アジアを含むアジア市場を拡大することでHSBCを成長に導くフリント氏の計画の一環。2月にCEOに就任した同氏は6月、アジアでの事業拡大とテクノロジー改善へ20年までに最大170億ドル(約1兆9000億円)投資する計画を発表した。同行はこの期間にアジアで収入を少なくとも10億ドル伸ばすことを目指している。

  ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)のデータによれば、日本を除くアジアのオフショア資産の増加率は年間約10%と、世界の5%よりも速いペースで伸びている、中国のオフショア資産だけで、今年これまでに約1兆ドルに達したとBCGは推計している。
     

Asia Rules

Savings, financial assets and property investments held by millionaires

Source: Capgemini SE

           

Talent Shortage

About 76% of respondents predict a critical shortage of relationship managers

Source: Private Wealth Management Association, KPMG China

原題:HSBC Plans Wealth Hiring Spree in CEO’s Bet on Asia’s Rich (1)(抜粋)

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