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ドイツ銀元幹部をシンガポール当局が調査、1MDB関与巡り-関係者

  • 1MDBを巡りタン氏からシンガポール当局が事情を聴いている
  • タン氏は現段階でいかなる不正行為の責任も問われていない

マレーシアの政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)の汚職や資金洗浄疑惑を巡る調査の過程で、ドイツ銀行の元幹部が果たした役割について、シンガポール当局が調べを進めている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  調査の非公開を理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、シンガポールの商務部門が、ドイツ銀で金融機関グループのアジア太平洋責任者を務めていたタン・ブーンキー氏(シンガポール在勤)から8月後半に事情を聴いた。1MDBの口座にタン氏がどの程度関与したかについて、シンガポール通貨庁(MAS、中央銀行)もドイツ銀を聴取したという。

  タン氏はドイツ銀の役職を先月退き、今はガーデンリーブで自宅待機の状態にある。現段階でいかなる不正行為の責任も問われておらず、予定される退職が1MDBの調査と関係しているかどうかは明らかではない。同氏とドイツ銀の広報担当者は、いずれもコメントを控えている。

  シンガポールの警察にコメントを求めたところ、「1MDBに関係する一連の問題の捜査は継続中であり、この件でさらにコメントすることは適切ではない」と回答した。

原題:Deutsche Bank Executive’s 1MDB Role in Investigators’ Focus (1)(抜粋)

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