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米最高裁判事候補のカバノー氏:性的暴行疑惑を否定-証言に前向き

米連邦最高裁判事に指名されているブレット・カバノー氏は、女性が高校時代に同じく高校生だったカバノー氏から性的暴行を受けたとする主張は「完全に虚偽」であり、「自らの尊厳を守る」ため上院司法委員会の公聴会で証言する用意があると述べた。

  ホワイトハウスが17日発表した声明でカバノー氏は「これは完全に虚偽の主張だ。この女性が主張しているようなことは彼女にも、誰に対しても、私はしたことはない」と言明。「決して起きなかったことであり、彼女がきのう身元を明らかにするまで誰がこのような主張を行ったのか見当が付かなかった」と続けた。

  カバノー氏から性的暴行を受けたと主張しているのはクリスティン・ブレイジー・フォード氏で、パロ・アルト大学(カリフォルニア州)心理学教授。同教授も議会での証言に前向きな姿勢を示した。カバノー氏の最高裁判事指名は議会での迅速な承認が見込まれていたが、今回の疑惑を受けて共和党の主要上院議員からも調査を求める声が上がっており、手続きが滞る可能性が出てきた。

  フォード氏の弁護士デブラ・カッツ氏はNBCの番組「トゥデー・ショー」で、「フォード氏は、自らの経験を明るみに出すためなら何でもする考えだ」と述べた。またCNNでの別のインタビューでは、フォード氏はこれまでのところ司法委員会から接触を受けていないと語った。

  コリンズ上院議員(共和、メーン州)は、「フォード教授とカバノー判事は共に、司法委員会で宣誓した上で証言すべきだ」とツイート。上院(共和党51議席、民主党49議席)での採決では全ての共和党議員の票が重要だが、中道派のコリンズ議員の意見は特に重要と見なされている。

  ホワイトハウスはカバノー氏への支持をあらためて表明。クペック報道官は17日の電子メールで、カバノー氏による否定を支持すると述べた。

  民主党議員のほか、共和党のコーカー上院議員とフレーク上院議員は16日遅く、今回の疑惑についてさらに精査するため、20日予定されている委員会での採決の延期を求めた。

原題:Kavanaugh Denies Assault; He and Accuser Are Willing to Testify(抜粋)

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