【米国株・国債・商品】株が続伸、10年債利回りが一時3%超

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  • 米大統領、2000億ドルの対中関税を依然として希望
  • 米国の対イラン制裁に伴う供給懸念で原油は上昇
Pedestrians walk along Wall Street near the New York Stock Exchange. Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

14日の米国株は終盤にかけ持ち直し続伸で取引を終えた。エネルギー株や金融株が買いを集めた。米10年債利回りは一時3%を上回った。 

  • 米国株は終盤にかけ上昇、S&P500種株価指数は5日続伸-エネルギーや金融に買い
  • 米国債は10年債利回りが一時3%超
  • NY原油は上昇、米国の対イラン制裁で供給懸念広がる
  • NY金が下落、ドル高や利上げ観測で-主要ETFの金保有量減少
  •   トランプ米大統領が約2000億ドル(約22兆4000億円)相当の中国製品への関税手続きを進めるよう側近らに指示していたと、ブルームバーグが事情に詳しい関係者4人の情報を基に伝えた。この報道を手掛かりに株価は下落した。今週の金融株は通商を巡る米中関係の動向に左右され、大きく変動している。

      S&P500種株価指数が前日比0.1%未満上昇して2904.98。ダウ工業株30種平均も0.1%未満上げて26154.67ドル。

      ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)が週間ベースで1.8%上昇。過去4週のうち3週で上昇した。差し迫っている米国の対イラン石油業界への制裁が世界的な供給水準を押し下げつつある兆しを背景に、買いが優勢になった。国際エネルギー機関(IEA)は深刻化するイランやベネズエラの供給落ち込みで石油価格が上昇する可能性があると警告した。この日はニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限の前日比40セント高い1バレル=68.99ドル。ロンドンICEの北海ブレント11月限は9セント下げて同78.09ドルで終了。

      ニューヨーク金先物相場は下落。ドル上昇や月内の米利上げ観測を背景に売りが優勢になった。金連動型上場投資信託(ETF)で最大の「SPDRゴールド・シェアーズ」は金保有量が2016年2月以来の低水準に落ち込んだ。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.6%安い1オンス=1201.10ドルで終了。年初来の下げは8.3%となった。

      米国債は下落。主に欧州債市場で見られた供給を嫌気した売りが影響した。米国債利回りは9月の米ミシガン大学消費者マインド指数が発表される直前に3%を上回った。

      クレディ・アグリコルの米国債トレーディング責任者、ダン・マルホランド氏(ニューヨーク在勤)「債券市場の弱さは、世界的な国債と社債の大型供給に直接関係している」と述べた。

      米ミシガン大学消費者マインド指数は市場予想を上回り3月以来の高水準。インフレ期待は低下した。

    原題:Stocks Stage Late Rally to Close Up; Dollar Rises: Markets Wrap(抜粋)
    Crude Caps Weekly Advance as Iran Sanctions Bite Into Supply(抜粋)
    SPDR Gold ETF Holding Sinks to Lowest Since 2016 as Metal Flags(抜粋)
    Treasuries Extend Weekly Drop; 10Y Yield Briefly Tests 3% (抜粋)

    (最終3段落を追加します.)
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