新興国市場、投資に「素晴らしい局面」-スペシャリストのバーガー氏

  • ファンダメンタルズ良好だがセンチメントが悪いという珍しい機会
  • アルゼンチンやトルコなどは「システム上重要」ではない
Morning commuters cross a road as motorcyclists drive past in the business district in Jakarta, Indonesia. Photographer: Dimas Ardian
Photographer: Dimas Ardian

新興国市場スペシャリストのテレサ・バーガー氏は、トルコやアルゼンチンでの混乱は忘れようと呼び掛ける。新興市場投資には「素晴らしい局面」だという。

  カルティカ・マネジメントでロング(買い持ち)オンリーのファンドを率いるバーガー氏はシンガポールで開催されたミルケン・インスティチュート・アジア・サミットでのインタビューで、「ファンダメンタルズが極めて良好なのにセンチメントが非常に悪いという、めったにない機会の一つだ」と言明。強気相場への舞台は整っているが、「システム上重要」でないアルゼンチンやトルコ、ベネズエラといった国々から聞こえる「政治・政策面のノイズに邪魔されている」と語った。同氏は業績の伸びが力強い企業が多いとして、特にインドに楽観的な姿勢を示した。

  MSCI新興市場指数は1月以降約20%下げ、MSCI世界指数の同4%安を上回る下落ペース。MSCI新興市場通貨指数は年初来で約6%下落と、このままいけば年間騰落率が3年ぶりマイナスとなる。

  カルティカのウェブサイトによると、ワシントンに本拠を置く同社は新興市場への投資に特化し、6月時点で28億ドル(約3130億円)を運用。ファンドの資産配分はインドが32%、ブラジルが14%、フィリピンが13%、メキシコが12%。上位10銘柄でファンド資産の約3分の2を占めるという。同氏は運用成績について開示を控えた。

原題:Great Time to Buy, Specialist Emerging Market Fund Cartica Says(抜粋)

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