マンハッタンのアパート空室率、約4年ぶり低水準-空室対策強化で

  • 8月の空室率は1.58%に低下、14年5月以来の低水準
  • 新賃貸契約件数は過去最高、賃貸料中央値は3カ月連続で低下

A view of midtown is seen from the penthouse apartment at the 50 United Nations Plaza building in New York, U.S.

Photographer: Michael Nagle
Photographer: Michael Nagle

米ニューヨーク・マンハッタンのアパート空室率は8月にここ4年余りで最低の水準となった。引っ越しシーズンのピークが過ぎ、家主は冬に入り動きが鈍くなる前に空室を埋めることを重視した。

  不動産鑑定のミラー・サミュエルと仲介会社ダグラス・エリマン・リアル・エステートが13日公表したリポートによると、8月の空室率は1.58%と、2014年5月以来の低水準。前年同月は2.27%だった。一方、新賃貸契約件数は過去最高を記録。賃貸料低下に加え、条件面の譲歩が増えたことで、家主が希望する賃貸料に固執するよりも借り手を見つけることに重点を置いていることが浮き彫りとなった。

  ダグラス・エリマンのリース担当エグゼクティブマネジャー、ハル・ガブジー氏は「家主は夏が終わればどうなるか分かっており、全力で空室を埋めようとしたのは間違いない」と述べた。

Fill 'Em Up

Manhattan landlords focused on finding tenants, not raising rents, this summer

Source: Miller Samuel Inc. and Douglas Elliman Real Estate

  ミラー・サミュエルとダグラス・エリマンによると、マンハッタンの8月の新賃貸契約件数は7330件と、08年1月にさかのぼるデータで月間としては過去最高。月間賃貸料の中央値は2%下落の3310ドル(約37万円)。これで3カ月連続の低下となった。

原題:Manhattan Landlords Sacrifice Higher Rent to Fill Apartments (1)(抜粋)

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