貿易戦争に備えるバリケード、現金が最強-ヘッジファンドのトリロジー

  • ファンドの現金比率は現在55%程度ーさらに高まる公算
  • 米中貿易戦争があらゆる市場に影響し予想不可能な結果をもたらす

トリロジー・キャピタル・マネジメントは同社のクレジット・ヘッジファンドで、現金比率を増やしている。米中貿易戦争があらゆる市場に影響し予想不可能な結果をもたらすとみて、リターンを守るための防衛策を取った。

  ニューヨークを拠点とするイベントドリブンのクレジットファンドは今年8月末まででプラス20%のリターンを上げた。過去3年の成績は年率でプラス15%。北米の発電市場とカナダのオイルサンド企業に投資してきた。最高執行責任者(COO)バリー・カプファバーグ氏が電子メールで取材に応じた。

  同氏によると、ファンドの現金比率は55%程度で、既に2001年の運用開始以来で最高だが、年内にさらに高まる公算だという。「一部ポジションを現金化した」と同氏は説明。極端な売り浴びせが起こった場合は75%に達する可能性があり、これは17年末の35%の2倍以上だと同氏は述べた。

原題:Cash Is King as Hedge Fund Trilogy Erects Trade-War Barricades(抜粋)

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