ゴールドマンが元行員と1320万円で和解、公益通報後に解雇-関係者

  • アマン氏は英当局に通報後、上司に対する態度を理由に解雇された
  • 新たな市場規則で同行が当局を故意に欺いているとしてFCAに接触

米銀ゴールドマン・サックス・グループは、コンプライアンス(法令順守)違反の可能性を英当局に通報した後、上司に対する態度を理由に解雇されたロンドン在勤の元行員に対し、補償と訴訟費用、年金拠出金を合わせて約9万ポンド(約1320万円)を支払うことで今月和解した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  3月27日付の文書によれば、ゴールドマンのエグゼクティブディレクターとして、新たな欧州の市場規則の履行を担当していたシェルジール・アマン氏は、女性の上司2人と同氏の行動について話し合う会合で「攻撃的かつ反抗的」な振る舞いがあったことを理由に解雇された。

  複数の関係者および申し立てに関係する文書によると、新たな市場規則に関連し、ゴールドマンが監督当局を故意に欺いていると考えると通報するため、アマン氏が英金融行動監視機構(FCA)に接触したところ、その約1週間後に懲戒手続きが開始された。

  非公開情報であることを理由に別の関係者が匿名を条件に語ったところでは、FCAは同氏の通報を受け、ゴールドマンに問題への対処を求めた。

  ゴールドマンとアマン氏、FCAはいずれもコメントを控えている。3月の文書によれば、同氏は素行に問題があったことを否定する一方、無意識に怒らせたかもしれないことに対し、謝罪を申し出た。

原題:Goldman Said to Settle With Whistle-Blower Fired Over Misconduct(抜粋)

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