マナフォート被告が司法取引で合意との報道、捜査協力含むかが焦点

  • 元トランプ選対本部長マナフォート被告は公判回避目指したとABC
  • 早ければ14日にワシントンの連邦裁で発表される見込み

トランプ米大統領の元選対本部長、ポール・マナフォート被告が有罪を認め、新たな公判を回避することで暫定合意したと、ABCニュースが報じた。しかし、この司法取引にモラー特別検察官への協力が含まれるかどうかは不明だ。

  司法取引は14日にワシントンの連邦裁判所で発表される見込み。ABCによればマナフォート被告は同裁判所に審理前審問で出廷する予定。CNNは双方が合意に近づいたとしか報じていない。

  国際政治コンサルタントであるマナフォート被告は罪を認めてロシアによる2016年米大統領選介入疑惑を捜査するモラー氏に協力するか、それとも有罪答弁してもモラー氏に協力しないかいずれかになる。同被告はロシアとウクライナの新興財閥とつながりがあることから、モラー氏に詳細な情報を提供できる可能性がある。

  マナフォート被告は先月21日、バージニア州アレクサンドリアの連邦地裁陪審から銀行詐欺などで有罪評決を受けており、同被告とモラー氏は共に新たな裁判を避けようとしてる。法律専門家らは、マナフォート被告が寛大な量刑と引き換えにトランプ氏らについて知っていることを全て話すと決断しない限り、モラー氏がマナフォート被告に、捜査協力を伴う司法取引を提案しないだろうと指摘する。

  エリー・ホニッグ元連邦検事は、「マナフォート被告は大きな決断を下し、自分やトランプ氏、周囲の人物がこれまでしてきたことを洗いざらい話さなければならないだろう。中途半端に話すのでは合意に至らない」と指摘した。

  ABCはこれまで、マナフォート被告はトランプ氏に不利になる捜査協力を含めた司法取引に抵抗していると報じていた。

  モラー氏の報道官、ピーター・カー氏はコメントを控えた。マナフォート被告のスポークスマン、ジェーソン・マローニ氏にコメントを求めたがこれまでに返答はない。

  マナフォート被告がモラー氏の捜査に協力すれば、検察は刑期短縮を勧告し得る。

原題:Manafort Has Plea Deal, ABC Says, But Will He Turn on Trump?(抜粋)

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