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米財政赤字、18年度途中で通年予想上回る-当初11カ月で計8980億ドル

  • 前年度同期比で歳出が7%の大幅増、歳入は1%増にとどまる
  • 議会予算局は4月時点で18年度の赤字を計8040億ドルと予想

米財務省が13日発表した2018会計年度の当初11カ月(17年10月-18年8月)の財政赤字は、計8980億ドル(約100兆5700億円)となり、議会予算局(CBO)が4月に示した18年度通年の予想である8040億ドルを上回った。

  赤字幅は17年度の当初11カ月(計6740億ドル)と比べると、約3分の1の増加となる。歳出が前年度同期比7%増の3兆8800億ドルとなった一方、歳入は同1%増の2兆9900億ドルにとどまった。法人税収が1630億ドルと、前年度同期比710億ドル減った。

  米財政赤字はトランプ政権下で膨らみ続けており、現在21兆5000億ドルに上る連邦債務残高が制御不可能な状態に陥るとの懸念が高まっている。共和党主導で昨年12月に成立した10年間で1兆5000億ドル規模の減税と、政府支出の拡大が赤字幅の増大を加速させている。

  財務省によれば、17年度の財政赤字は6660億ドルと、16年度の5860億ドルから拡大した。CBOは4月時点で、19年度の赤字が9810億ドルとなった後、20年度の赤字幅は1兆ドルを突破するとの見通しを示していた。

原題:U.S. Budget Deficit Swells to $898 Billion, Topping Forecast(抜粋)

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