米、ロシアへの「厳しい」制裁第2弾を準備-元情報員暗殺未遂で

  • 銀行への制裁や防衛物資の調達禁止、援助資金含む-国務次官補
  • ロシア・ルーブルはドルに対する早い段階の上げ幅を縮小
Emergency workers in protective the Novichok nerve agent on July 6, 2018 in Salisbury, England. Photographer: Jack Taylor/Getty Images Europe

米国務省経済商務局のマニシャ・シン次官補は13日、神経ガスを使った英国でのロシア人元情報機関員とその娘の暗殺未遂事件を巡り、11月に一段と厳しい対ロ追加制裁を発動する計画を準備していることを明らかにした。

  同次官補は下院外交委員会で証言し、「われわれは非常に厳しい制裁第2弾の発動を計画している」と述べ、「銀行への制裁や防衛物資の調達禁止、援助資金」を含む予定であり、「ロシア政府を罰する諸アイテムの長いリストになる」と説明した。

  同次官補はロシアについて、立ち入り調査を受け入れておらず、二度と化学兵器を使わないという「検証可能な再確認」も米国に示していないと主張した。

  同次官補の発言を受け、ロシア・ルーブルはドルに対する早い段階の上げ幅を縮小。モスクワ時間午後9時49分(日本時間14日午前3時49分)時点では1.2%高の1ドル=68.2125ルーブルとなった。

  英国で3月4日に起きた元情報員の暗殺未遂事件を受け、米政府はロシアのプーチン政権に対する制裁第1弾を8月に発動した。

原題:U.S. Vows ‘Severe’ Russia Sanctions for Using Banned Nerve Agent(抜粋)

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