Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株が上昇、ハイテク持ち直す-原油は反落

更新日時
  • S&P500は4日続伸、米中貿易巡る米大統領ツイートで上げ縮小
  • 8月の米CPI、コア指数の伸びが予想外に鈍化
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

13日の米株式相場は上昇。情報技術(IT)やヘルスケア銘柄が値上がりし、S&P500種株価指数は4日続伸した。米国債は朝方の上げを失い、小幅下落した。

  • 米国株は上昇、ハイテクやヘルスケア好調でS&P500は4日続伸
  • 米国債は小幅下落、5年債と30年債の利回り差がフラット化
  • NY原油は反落、供給懸念の緩和や中国巡る米大統領ツイートが重し
  • NY金は反落、米CPIや米中貿易巡るトランプ氏発言で

  朝方発表された米消費者物価指数(CPI)がコア指数の予想外の伸び鈍化を示したこと、またハイテク株の大幅上昇が米国株をプラス圏に保った。ただ、中国との貿易紛争を解決する「プレッシャーは全く」感じていないとトランプ米大統領がツイートした後には、上げ幅を縮小した。

  S&P500種は前日比0.5%上げて2904.18、ダウ工業株30種平均は147.07ドル(0.6%)高の26145.99ドル、ナスダック総合指数は0.8%高。ニューヨーク時間午後4時47分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.97%。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)が反落。供給不安が緩和したほか、需要を抑制する貿易戦争への懸念が高まったことが売りを誘った。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限の終値は1.78ドル(2.5%)安の1バレル=68.59ドル。ロンドンICEの北海ブレント11月限は1.56ドル下げて78.18ドルで終了。

  国際エネルギー機関(IEA)は月次リポートで、イランの供給が減少しているが、サウジアラビアなど他の産油国が不足分を埋め合わせられるかどうかは不明だと指摘した。一方、トランプ米大統領は、米国が中国に強硬姿勢を取った結果「中国市場は崩壊している」とツイートした。

  ニューヨーク金先物相場は反落。この日発表の米経済指標が見直されたことに加え、中国との通商協議を巡るトランプ米大統領の発言を材料に下げに転じた。朝方は8月米CPIのコア指数の伸びが予想に反して鈍化したことからドルが下げ、金は1218ドルまで値上がりした。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.2%安い1オンス=1208.20ドルで終了。

  米国債は、8月の米CPIが予想以上に弱い数値となったことを受けて上昇していたが、その後の取引で前日比下げに転じた。8月のCPIは総合が前月比0.2%上昇(市場予想は0.3%上昇)、コアが0.1%上昇(同0.2%上昇)。

  5年債と30年債の利回り差は5営業日連続で縮小。CPI発表後には拡大する場面もあった。

原題:Tech Rebound Pushes Stocks Higher for a Fourth Day: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Little Changed as 5s30s Flattens for 5th Straight Day
Oil Declines as Supply Fears Ease, Trump Tweets on Chinese Trade
PRECIOUS: Gold Sags as Economic Data, Trump Comments Dent Demand

(第7段落以降を追加し、更新します.)
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